皆様こんにちは!

今日はモルタル壁の外壁塗装について、

書きたいと思います。

簡単に言いますと、サイディングではない外壁のことですね✨

左官屋さんが塗り壁で仕上げた外壁に

リシンやボンタイルと言った、吹付仕上げの外壁が主になります。

 

皆様が外壁塗装をお考えの際に、

ご参考になれば幸いです。

 

1. はじめに

あなたの家の外壁は、時間とともに劣化するものです。特に日本のような四季があり、風雨や紫外線の影響を受けやすい気候では、外壁の劣化は避けられません。そこで、外壁の保護と美観の維持に重要なのが「外壁塗装」です。今回は、特に多くの家で使われているモルタル外壁の塗装について、その必要性や方法について詳しく解説します。

2. モルタル外壁とは?

モルタルは、セメント、砂、水を混ぜ合わせた建材で、外壁に使用されることが多い材料です。その理由は、モルタルが耐久性が高く、さまざまな形状に成形できるからです。また、モルタル外壁は、スタッコ仕上げや吹き付け仕上げなど、デザインの自由度が高く、独特のテクスチャーを持たせることができるのも特徴です。

3. モルタル外壁塗装の重要性

3.1. 美観の維持

モルタル外壁は、時間とともに汚れや色あせが目立つようになります。これにより、家全体の印象が古く、見劣りするようになってしまいます。定期的な塗装により、家の外観を美しく保つことができます。

3.2. 防水効果

外壁は、建物内部を守る最前線に位置しています。特にモルタルは、微細なひび割れが発生しやすく、放置すると雨水が浸入し、内部の構造材にダメージを与える可能性があります。外壁塗装は、このようなひび割れをカバーし、防水効果を高める役割を果たします。

3.3. 耐久性の向上

塗料は、紫外線や風雨から外壁を保護するバリアの役割を果たします。特にモルタル外壁は、長期間にわたる風雨や紫外線にさらされることで、徐々に劣化しますが、定期的な塗装によってその劣化を遅らせることができます。

4. モルタル外壁に適した塗料の選び方

モルタル外壁の塗装には、適切な塗料を選ぶことが重要です。塗料の選択は、耐久性、コスト、見た目の好みなどによって異なります。

4.1. アクリル塗料

アクリル塗料は、比較的安価で、施工しやすいのが特徴です。しかし、耐久性はそれほど高くなく、塗り替えサイクルは5〜8年程度です。短期的なコストを抑えたい場合には適していますが、長期的なメンテナンスを考えると、やや頻繁に塗り替えが必要です。

4.2. シリコン塗料

シリコン塗料は、アクリル塗料に比べて耐久性が高く、10〜15年程度の寿命があります。コストパフォーマンスが良く、多くの住宅で使用されています。防水性や耐候性も優れており、一般的な住宅外壁の塗装に適しています。

4.3. フッ素塗料

フッ素塗料は、さらに高い耐久性を持ち、15〜20年程度の寿命があります。高価ですが、その分、長期間にわたって美観を保ち、メンテナンスの頻度を減らすことができます。特に、メンテナンスコストを抑えたい場合には、有効な選択肢です。

4.4. 無機塗料

無機塗料は、最も高価な選択肢ですが、非常に高い耐久性(20年以上)を誇ります。紫外線や風雨に強く、カビや藻の発生も防ぎます。高層ビルや商業施設など、長期間の耐久性が求められる建物に使用されることが多いです。

*アクリル塗料の上のグレードでウレタン塗料もあります。

現在主流で使用されているのが、シリコン、フッ素塗料になります。

アクリル塗料はほとんど使用されなくなってきましたが、ウレタン塗料に関しては、

公共工事などで使用されることもあります。

5. モルタル外壁塗装の手順

モルタル外壁の塗装は、単に塗料を塗るだけでなく、いくつかの重要な手順を踏む必要があります。以下に、一般的な塗装の手順を紹介します。

5.1. 下地処理

塗装の前に、外壁の汚れやカビ、ひび割れを修繕する必要があります。高圧洗浄で汚れを落とし、ひび割れにはシーリング材を充填します。この下地処理が不十分だと、塗料の密着が悪くなり、早期に塗膜が剥がれる原因となります。ひび割れに関しては、シーリング材と併せて、外壁素地と同じモルタルや下地補修材で補修することも多いです。

5.2. 下塗り(プライマー塗布)

下地処理が完了したら、下塗り(プライマー)を塗布します。プライマーは、塗料の密着性を高めるための重要な役割を果たします。プライマーを塗布することで、上塗り塗料が均一に塗布され、長持ちする塗装が可能になります。プライマーの種類も多く、フィラーと呼ばれる厚塗りの下地材や、シーラーと呼ばれる下塗り材もあります。

5.3. 中塗り・上塗り

プライマーや下塗りが乾燥したら、中塗りと上塗りを行います。中塗りと上塗りは、同じ塗料を使用し、2回に分けて塗布することで、塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。下塗り、中塗りと上塗りの間には、十分な乾燥時間を設けることが重要です。この乾燥時間のことをインターバルと呼びます。

6. モルタル外壁塗装の注意点

6.1. ひび割れの早期発見と修繕

モルタル外壁は、経年によってひび割れが発生しやすい素材です。ひび割れを放置すると、雨水が浸入し、内部の構造材にダメージを与える可能性があります。そのため、定期的に外壁の状態をチェックし、ひび割れが見つかった場合は早期に修繕することが重要です。

6.2. 塗装業者の選び方

外壁塗装は、専門的な技術が求められる作業です。信頼できる塗装業者を選ぶことが、長持ちする塗装を実現するための鍵となります。業者選定の際には、実績や口コミを参考にし、信頼できる業者から診断書や見積りを説明してもらうことで、適正な価格とサービスを提供しているか確認しましょう。

7. まとめ

モルタル外壁の塗装は、美観の維持や防水効果、耐久性の向上といった重要な役割を果たします。適切な塗料を選び、正しい手順で塗装を行うことで、建物の寿命を延ばし、長期間にわたって安心して住み続けることができます。定期的なメンテナンスと塗装を怠らず、大切な住まいを守りましょう。

あなたの家の外壁が劣化しているかもしれないと感じたら、ぜひ一度、専門家に相談してみてください。きっと、最適な塗装プランを提案してくれることでしょう。

 

 

 

 

 

 

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ではまた